ここではWordPressのパーマリンク設定と.htaccess、トップページのURL設定について説明しています。
.htaccessについては、使用を禁止しているサーバーもありますので(日本のメジャーサービスではまずあり得ませんが)、お使いのサービスの利用条件をよく確認してから作業を始めて下さい。
§ もくじ
- パーマリンクを設定する
- トップページのURLを設定する
§ パーマリンク設定をしよう
WordPressの基本設定で、まず第一に着手していただきたいのが、トップページのURLアドレスとパーマリンク設定です。
WordPressのデフォルトのURLは、次の場合、『http://sanmarie.enf.pl/?p=123』となっています。
でも『http://sanmarie.enf.pl/book』というようなアドレスの方が、はるかに分かりやすいですよね。
記事ごとにスラッグを設定する場合、『/%postname%』と設定して、画面下部の『変更を保存』をクリックします。

するとサーバー側のWordPress本体ファイルをアップロードしたフォルダ、もしくはトップディレクトリに .htaccessファイルが自動生成され、次のようなメッセージが現れます。(基本的に手動で作成する必要はありません)

%postname%は、新規投稿画面の「パーマリンク」で自由に設定することが出来ます。

このパーマリンク設定の欄は、投稿を「下書きとして保存」した時に初めて画面に現れます
自動生成される .htaccessの一例です。
# BEGIN WordPress
RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L]
# END WordPress
ここに記述されている「mod_rewrite」が、WordPressのデフォルトURLをカスタム構造に書き換える機能を持ちます。
このmod_rewrite機能は、多くのレンタル・サーバーで実装されていますが、中には、この機能が備わっていない、あるいは「.htaccess自体が使用不可」というところもあります。
そんな時は、次のプラグインを試してみて下さい。
【mg404Rewrite】 http://blog.mgsimon.de/mg404rewrite/
上記のプラグインが動作しない場合は、WordPress公式サイトのプラグイン置き場、『permalink』一覧から探すことができます。
http://wordpress.org/extend/plugins/tags/permalink
それでも自己解決できない場合は、サーバー会社に、.htaccessとmod_rewriteが動作するのか問い合わせてみましょう。
サーバー上で、.htaccessが機能するのに、パーマリンク設定の『変更保存』を捺しても、ファイルが自動的に作成されない場合があります。
「.htaccess を更新する必要があります」というエラーメッセージが表示され、画面下部に、mod_rewriteのコードがずらずら出てくるケースです。
自分で.htaccessファイルを作成したり、他のCGI&PHPプログラム用のコードを追記したり、複数の.htaccessをあちこちに置いたりした場合に発生しやすいです。
考えられる原因として、
(1) .htaccessのパーミッションが「666(書き込み可能)」になっていない。
(2) ファイル名の設定が間違っている。[.htacees]や[.htaccess.txt] になっている。
(3) .htaccessの置き場所を間違っている。
FTPのホスト画面に「.htaccess」ファイルが見あたらない場合、お使いのFTPツールが「隠しファイルを表示しない」に設定されている可能性があります。
NextFTPの場合。隠しファイルも表示するように設定

以下の参考サイトもご一読ください。
なお、検索エンジンに最適なパーマリンク設定として、アドレスの末尾に「.html」もしくは「.htm」を追記し、静的生成されたサイトに見せるためのテクニックが推奨されています。
その場合、「カスタム構造」に、『/%postname%.html』と記入すれば、『http://sanmarie.enf.pl/book.html』といった、HTMLサイト風のURLになります。
オプションにあるカテゴリースラッグも、自分の分かりやすいものに変えてもいいかもしれません。
デフォルトは、『http://example.com/category/~』です。

§ トップページのアドレスを設定しよう
サーバー側に『wordpress』というフォルダを作って、そこにファイルを展開した場合、トップページのアドレスは、次のように設定されます。

しかし、『http://sanmarie.enf.pl/wordpress』ではなく、『http://sanmarie.enf.pl』に設定したい場合、次のように変更して保存します。

ついで、ファイルの編集作業を行います。
(1) 「wordpress」直下のindex.phpをローカル側にダウンロードします。

(2) テキストエディターで開き、最後の行をフォルダの置き場所に書き換えます。
(ファイル階層の最上位から見た、wp-blog-header.phpの置き場所)

↓ 書き換え・・

(3) 書き換えたら、index.phpを「public_html」直下に移動します。
(4) 次に、.htaccessを「public_html」直下に移動します。

上手く表示されたら、成功です☆ ( ´_ゝ`)(´<_` )さすがだよな、俺たち・・
正しく表示されない原因として、
(1) WordPressフォルダ内にindex.phpや.htaccessファイルが残っている
(2) 記述が間違っている(./wordpress の小さいコンマが抜けている、など)
(3) 管理画面のブログアドレスがデフォルトのままになっている
(4) index.htmlファイルの消し忘れ
同じサーバーでHTMLサイトを運営していた場合、旧サイトのトップページであるindex.htmlがそのままになっていると正しく表示されません。
あるいは、サーバー会社がオプションで置いているindex.htmlがそのまま残っているケースも考えられます。

By: 阿月まり
Category: 初心者向け WordPress講座
Tags: WordPress導入編, パーマリンク
ここではWordPressのメリットとデメリットについて説明しています。
サイト種類や目的によって評価は大きく異なりますが、ここでは「管理(サーバー含む)」と「カスタマイズ」の観点から、WordPressの使い勝手について述べています。
導入を検討されている方は参考にどうぞ。
§ WordPressとは
分かりやすく言えば、WordPressはブログ作成ツールです。
たとえば、楽天ブログでアカウントを取って、管理画面に入室すれば、そこには投稿画面があり、ファイルマネージャーがあり、サイドバーのウィジェットがあり、ブログを作成するためのツールが全部そろっていますね。
WordPressはこのブログ作成ツールそのものです。
本体ファイルをインストールし、管理画面にログインすれば、そこには投稿画面があり、ウィジェットの設定があり、、、記事をアップすれば、ブログの完成です。その過程は5分とかかりません。

では無料ブログとどう違うのか?
まず無料ブログには様々な規制があります。
・容量の制限
・デザインやレイアウトの制限
・広告の制限
・java script や jquery などの機能の制限
・ドメインの制限
・アーカイブの保存ができない
などなど。
テキスト主体の記事を日記ブログとしてアップするには問題ないですが、「会社のオフィシャル・サイトを作りたい」「本格的なアフィリエイト・サイトを作りたい」「CGや写真などをプロ仕様のデザインで公開したい」など、特別な目的がある場合、無料ブログだと借り物みたいで体裁も悪いし、とりわけ商用だと「自前のホームページを作る経費もないのか」と軽く見られますよね。
巷では「ブログブームの終焉」「オワコン(終わってるコンテンツ)」とか言われていますが、不特定多数に幅広くアピールする上でブログの効果はまだまだ無視できません。facebookやTwitterはあくまでフォロワー限定のコミュニケーション・ツールであり、より裾野を広げるにはやはりブログのような「開かれたコンテンツ」が必要だと思います。
WordPressは、運営するにあたり、MySQLデータベースをもったサーバー環境が必要ですし(多くはレンタル)、ブログの体裁を整えるには、最低限、HTMLとCSSの知識が必要です。PHPの基礎知識もいずれ学ぶことになるでしょう。
そういう面で玄人向けのツールではありますが、私のように「MySQLって、な~に??」みたいな超初心者でも、1ヶ月ほどいじればコツがつかめてきますし、WordPressの楽しさを知ったらPHPをはじめとする専門知識も苦にならなくなってきます(とにかく馴れです!)。
また世界中に何千万というユーザーが存在し、有志による無料のテンプレートや拡張機能もどんどんリリースされて、非常に活力のあるツールですので、興味のある方はどんどんチャレンジしていただければ、と思います。
とりあえず、中を見てみたい方は、http://ja.wordpress.com/で、簡単に無料ブログを作成することができます。
記事作成やウィジェット設定など、一通りの機能が使えますので、ぜひ試してみてくださいね。
§ WordPressのメリット
WordPressは、無料ブログやHTMLサイトと違い、どのようなメリットがあるのでしょうか。
- 拡張性にすぐれ、カスタマイズの自由度が高い
- 更新作業やリスト作成などが容易である
- インストールが簡単
- テーマ・テンプレートが豊富
- ウィジェットで簡単にカスタマイズできる
- 検索エンジンに強い
- 既存のサービスによる制限がない
◆ 拡張性にすぐれカスタマイズの自由度が高い
サイトを構築する際、「タグ別の記事リストを作成したい」「フォトギャラリーを作成したい」「スライドやモザイクなど、お洒落なエフェクトを取り入れたい」「最新のTwitterを表示したい」etc、様々なリクエストがあると思います。
WordPressの場合、プラグインを使えば、シロウトには難しいエフェクトもクリック一つで取り入れることができます。
種類も「デザイン」「写真」「動画」「Twitter」「SEO」「サイトマップ」「Amazon」など、非常に豊富。
WordPress 公式 プラグイン置き場http://wordpress.org/extend/plugins/
そして、これらのプラグインは、管理画面の『プラグイン』→『新規追加』から、いつでもワンクリックでインストールすることができます。
たとえばTwitterで検索すると、関連するプラグインのリストが表示されます。

プラグインに関する詳細な情報もシャドウボックスで表示されます。あとは「今すぐインストール」をクリックするだけ。

英語の説明が大半ですが、人気プラグインはWordPressユーザーによる日本語情報も豊富ですし、自動で日本語化されているプラグインも少なくありません。
「え? こんなプロ仕様が?」というような事が本当に出来ちゃいますから、凝りたい方には非常におすすめです。
◆ 更新作業やリスト作成などが容易である
たとえばHTMLサイトの場合、図のようなサイドバーを作成するには、いくつものタグを書き込まなければなりません。フレームを使わない場合、すべてのページに記述が必要となります。


WordPressの場合、テンプレート・タグやプラグインの使用により、様々な記事リストが簡単に作れます。
たとえば、カテゴリー・リストの場合、「カテゴリーIDが3,5,9,16のカテゴリー名を名前順に表示する」というテンプレート・タグを書き込むだけで、上記のようなナビゲーションが出来上がります。
サイドバーに表示したい場合は、sidebar.phpというファイルに一度書き込めば、すべてのページに共通して表示されます。
<ul>
<?php wp_list_categories('orderby=name&include=3,5,9,16'); ?>
</ul>
記事を更新する度に、インデックスにリンク・タグを書き足したり、新着情報に追記する必要が無いため、余計な手間が省けますし、リンク切れの防止にもなります。
他にも、タグ・クラウドや抜粋表示、サムネイル付き記事タイトルなど、自在にカスタマイズできます。
こうした効率性のよさもWordPressの魅力です。
◆ インストールが簡単
WordPressをインストールする場合、以前は公式サイトからファイルをダウンロードし、自分で一つずつサーバーにアップロードする必要がありましたが、現在は格安サーバーの大半が「自動インストール機能」を備えており、クリック一つで設置できるようになっています。
もちろん、手動でインストールする場合も、本体ファイルのアップロードとデータベースの設定さえ間違わなければ約5分で開設できます(ウィザードにしたがって、データベース名、ホスト名、パスワードを入力するだけ)。
数あるブログツールの中でもダントツの手軽さです。
◆ テーマ・テンプレートが豊富
WordPressは世界的にユーザーが多いことから、無料のテーマ・テンプレートが非常に豊富です。
20ドル~40ドルぐらいでハイセンスな有料テンプレートを購入することも出来ます。
まったくの初心者でも、管理画面の『テーマ』で「有効化」するだけで、すぐに使い始めることができます。
またテーマの変更もワンクリックで可能です。

テーマ・テンプレートを探すなら……
WordPress公式サイト テンプレート置き場
公式サイトのテンプレートなので、安全性は高いです。もちろん無料です。
◆ ウィジェットで簡単にカスタマイズできる
WordPressの便利な機能の一つに「ウィジェット」があります。
これはドラッグ&ドロップするだけで、「新着記事」「タグクラウド」「カテゴリー」といったナビゲーションが手軽に表示できる機能です。テーマ・テンプレートによっては、フッターやインデックスに設置することもできます。

実際の画面。テンプレート・タグが理解できなくても、ウィジェットで簡単にカスタマイズ。

◆ 検索エンジンに強い
周知のことですが、WordPressのファイル構成は検索エンジンに強いと言われています。
中でもWordPressはGoogleとの相性は抜群。
「WordPress 検索エンジン 有利」といったキーワードで調べてみてください。いろんな方が実証されています。
◆ その他、出来ること
・Twitterやfacebookへの自動投稿
・広告や画像などのローテーション表示
・コンテンツに応じたサイドバーやヘッダーなどの自動切り替え
・カテゴリーやタグに特化した情報の表示(映画カテゴリーにだけレンタルDVDのバナーを出す、など)
・YouTubeやFlickrなどメディア・サイトからのコンテンツの取り込み、ギャラリー化
・高機能メールフォームの設置
・子ブログの作成、ブログのグループ化
・モバイル対応テンプレートの自動表示
・SEO最適化(サイトマップ作成、個別のタイトル設定、リンクのカスタマイズ、ヘッダーの圧縮など)
・データベースの自動バックアップ
他にもいろいろあります。
§ WordPressのデメリット
WordPressにも当然のことながらデメリットはあります。
自サイトや自分自身の性格をよく考慮した上で、導入を検討してください。
- 英語の情報がメインである
- サーバーやインターネットの環境に左右される
- 複数サイトの管理には向かない(現時点で)
◆ 英語の情報がメインである
日本でもWordPressユーザーが増加し、プラグインの使い方、テンプレートのカスタマイズ、トラブルシューティングなど、様々な日本語情報が提供されています。
しかし、主な情報は英語であり、日本語サイトに解決策が見つからない場合や詳細な情報が欲しい場合、海外のプラグイン作者に問い合わせたり、フォーラムを参照したい場合など、英語の「読む・書く」が必須になってきます。
「英語見ただけでアレルギー」の方は、管理画面に英文を見ただけでタメイキかもしれません。
◆ サーバーやインターネットの環境に左右される
オフラインでファイル編集ができるHTMLサイトと異なり、WordPressは絶対的に安定したオンラインの環境が必要です。
またPHPで動的生成することからサーバーの負荷も高く、運営がスムーズに行くかどうかはサーバーの性質に依るといっても過言ではありません。サイトがいつも重い状態だと、モチベーションも低下しますしね。
またWordPressは本格的にカスタマイズするとなれば、ケータイやタブレットのような小型ツールではとても間に合いません。
そういう意味で、環境に左右されやすいツールだと思います。
◆ 複数サイトの管理には向かない(現時点で)
ブログ構築ツールの中には、一つの管理画面で複数サイトの管理ができるものがありますが、WordPressにはその機能は備わっていません。
基本的に、一つのサイトに一つのWordPressをインストールする必要があります。(データベースは1個で複数設置可能)
最新版のWP3.0から「マルチサイト」の機能が備わり、一つのWordPress本体で複数サイトの設置ができるようになりましたが、「サブドメインもしくはサブディレクトリで設置」「タグやカテゴリーのスラッグ変更ができない」「プラグインによっては動作しなくなる」「データベースを分けることができない」など、みなが思い描くような『一つの管理画面で複数サイト管理をする』までには至っていません。
有料プラグインを使えばカスタマイズ出来ることもありますが、個人が気軽に利用するにはまだまだ程遠いです。
もちろん、これから開発が進み、もっと手軽に複数管理できるようになるかもしれませんが、現在の流れでは少なくとも1~2年はかかるのではないか、という感じです。
二つ、三つの子ブログならともかく、10も20もサイトを量産して、効率的に管理するとなれば、WordPressは煩わしいかもしれません。
参照記事はこちら→『WordPress3.0 ネットワーク構築のポイント ~サブディレクトリを使う場合~』
◆ シロウト向けであって、初心者向けでない
自分自身がブログツールとして活用するならともかく、仕事で一般のカスタマーさんに納品する場合、管理画面にWordPress独特の仕様があるので、「ここにこう、記事を書いて、公開ボタンをクリックすればいいんですよ」と言っても、難しく感じる方も多いのではないかと思います。
場合によっては、突然、英語のメッセージが出たりしますし、ある程度、無料ブログで慣らしているような人ならともかく、「まったくの初めて」となれば、相手が引いてしまうこともあるかもしれません。管理画面もいろいろカスタマイズできるのですが。
またPHP系の宿命として、「コードのスラッシュが一つ抜けただけ」で画面が真っ白になり、サイトが飛んでしまうことも少なくありません。馴れていないと単純ミスの復旧にも大変な労力を要します。
WordPressはシロウトでも簡単にブログが使えますが、「プログラムやサイト作成、まったく初めて」という方には、やはり敷居が高いかもしれません。
§ WordPressのココが超おすすめ!
私が一番気に入ってるのは「カスタムポスト」です。
カスタムポストは、通常投稿とは独立して記事グループを作成する機能です。
カスタムポストを使えば、商品ページとは別に「店長のおすすめ日記」みたいなサブコンテンツを独立表示させたり、Twitterに投稿しているプライベートなつぶやきを体系的にまとめたり、会員専用のページを作成したり、いわゆるCMS化が簡単に出来るからです。
ただ、現段階では、「フィードが表示されない」とか「一般の投稿と一緒にアーカイブリストが作れない」とか不便な点も多く、かなり突っ込んだファイル編集をしないと、本当の意味で「自由自在」とはいかないのですが、WordPressの進歩を見ていると、こうした問題も1~2年の間にクリアされて、ますます使いやすくなるのではないかなと思います。
WordPressの最大の利点は、「コンテンツの特化と集約」ですね。
サイトの内容にもよりますが、映画には映画の、音楽には音楽に特化した情報に絞り込むことで、訪問者が情報を拾いやすくなるし、記事グループの中でのクリック率も向上するからです。
あれもこれも漠然と羅列されて、無関係なブログパーツや広告バナーでいっぱい埋まっているより、好感をもたれやすい、というメリットもありますね。
数年前のブログブームに比べれば、訪問者の目も肥えてますし、これからますます「シンプル&ディープ」が求められてくるのではないかと思います。また検索エンジンも、そういうブログを好んで上位表示するようになると思います。
WordPressの特長は、こうした「コンテンツの特化と集約」がテンプレート・タグやプラグイン、ポストタイプなどで簡単に出来てしまう点であり、これを使いこなせば、非常にユニークな、クリック率の上がりやすいサイトが構築できます。
最初の取っ掛かりこそ面倒に感じますが、1ヶ月も触れば要領が分かってきますので、興味のある方はぜひトライしてください♪
By: 阿月まり
Category: 初心者向け WordPress講座
Tags: WordPress導入編
ここでは初心者におすすめのWordPressプラグインを紹介しています。
プラグインも非常にたくさん種類があり、どれにすればいいの迷うところですが、「初心者でも簡単に設定できる」「サイト運営に役立つ」「定期的にバージョンアップされ、サポートが親切」という観点からピックアップしています。
参考にどうぞ☆
§ 記事作成
AddQuicktag
コード書きしている人には定番中の定番。よく使うタグやコードはもちろん、定型句なども設定することができます。
設定したファイルは簡単にインポート・エクスポートできるので、新たにWordPressの管理画面を開設した時も、お気に入りのタグをすぐに設定することができます。

Simple Tags
投稿タグの設定はデフォルトの機能でも使えますが、タグが増えすぎたり、重複したり、タグを統合したり、いろいろマネージしたい場合に便利です。
投稿タグの一括管理。

Ajaxを使った各種設定。タグをベースにした関連記事、関連タグの自動設定なども可能です。
タグクラウドの生成や、入力支援など、詳細なカスタマイズがあります。

EG-Series
特に関連性の強いグループ記事のリストを表示したい場合、連載の記事タイトルを時系列に表示したい場合などに便利なシリーズ用のプラグインです。
カスタムフィールドを使ってシリーズを作成するので、後から変更が可能ですし、管理画面からドラッグ&ドロップで簡単に記事を並び替えたり、グループを修正したりすることができます。
Link to Post
投稿記事に自サイトの記事やカテゴリーリンクを簡単に埋め込むことができるプラグインです。
記事内によくリンクを挿入する方に強くおすすめです。
有効化すると、記事作成画面に操作パネルを呼び出すことができるので、一覧から挿入したい記事タイトルを選んで、クリックするだけです。リンクを挿入する場合は、コード処理ではなくhttp~から始まる絶対リンクで記載しましょう(プラグインを停止した場合すべてのリンクが消失してしまう)。
記事以外にもカテゴリーやタグのリンクを一発挿入することが可能です。

Revision Control
データベースをムダに増大させると不評のリビジョン機能。wp-configを編集して自動保存の間隔や回数を調整することができますが、WPのバージョンアップの度に書き換えないといけないので、プラグインを使った方が便利です。
こちらはリビジョン回数をコントトールできる上、記事作成画面から必要なリビジョンを残して、他は個別に削除することができます。記事作成中は何が起こるか分からないので、リビジョン機能を完全に無効にするよりは、自動保存をある程度有効にしておいた方がいいと思います。
Efficient Related Posts
タグを手掛かりに関連記事を表示するプラグインです。記事後部への自動挿入、テンプレート・タグによる表示が可能です。
同類の「Yet Another Featured Posts Plugin (YAFPP)」というプラグインも有名ですが、私個人的にはefficientの方が使いやすくて、より関連性の高いものが表示されるように感じます。両方試してみてください。
Duplicate Post
投稿した記事をタグ、カテゴリー、カスタムフィールドなどを含めて複製してくれるプラグイン。
過去記事に追記して、新規記事として再公開したい場合に便利。
ただし、複製元の記事は完全に削除しないと同じスラッグを使うことができないので要注意。
Exec-PHP
投稿内やウィジェットのテキストエリアで < ? php ~ のタグを有効にするプラグイン。
WordPressデフォルトの状態ではphpタグは使えないので、必須です。
§ 検索エンジン対策
All in One SEO Pack
これも定番です。各記事のタイトルやkeywordを設定するのに便利です。
タイトルタグについては、たとえばサイト内ではシンプルに「問い合わせ」、検索エンジンでは「ボジョレーワインに関する問い合わせ」と表示したい場合、Titleに後者を設定しておけば、サイト内の表示と検索エンジンでの表示を変えることができます。Titleにはキーワードとなる単語を入れておくと効果が出やすいです。
バッタもののシンプルバージョン「FV All in One SEO Pack」というのもあります。機能はまったく同じで、設定画面がより簡素化されています。
Google XML Sitemaps
これも定番のプラグインです。Googleクロールに欠かせないサイトマップを自動生成し、サイトに誘導してくれます。
マルチサイトには「Google XML Sitemaps with Multisite support」を利用しましょう。効果は同じです。
Quick Cache ( A WP Super Cache Alternative )
WordPressをキャッシュ化して高速表示してくれるプラグイン。
キャッシュ系では「WP Super Cache」が圧倒的に有名ですが、初心者にはこちらの方がはるかに扱いやすい。
細かな内容が理解できなければ、とりあえず有効化して、デフォルト設定のまま使えばOK。
ログインしているユーザーのキャッシュは取らないので、画面を見ながらテンプレートの編集などする場合に便利です。
サイト表示が速い方が検索エンジンにも有利なので必須ですネ。

Broken Link Checker
記事内に挿入したリンクや画像のリンク切れを定期的にチェックしてくれます。
リンク切れは管理画面から一括変更できるのでとても便利。
またリンク切れに関して、取消線を自動挿入したり、アンダーラインを消したり、と、CSSでスタイルを指定できるので、見た目にこだわる方にもおすすめ。
自サイトはともかく、外部URLや画像にリンクを張る機会が多い人は必須のプラグインです。

§ アーカイブ、カテゴリー、サイドバー
PS Auto Sitemap
サイト内の全記事をお洒落にリスト表示してくれる日本製のプラグインです。
デザインも付箋、音符、矢印、シンプルなど、いろんな種類があり、どんなデザインにもマッチしそう。
設置は非常に簡単なので強くおすすめです。
Collapsing Categories
カテゴリーが多い場合に重宝するプラグインです。ウィジェットに対応し、サイドバーに折りたたみ式で表示することができます。
表示されている記事のカテゴリーに関してツリーを展開してくれるので、カテゴリーが何階層にもわたってゴチャゴチャしているサイトに特におすすめです。

Blogroll Widget with RSS Feeds
ブログロールに登録した他ブログの新着記事をサムネイル付きでリスト表示してくれるプラグイン。表示方法は細かく設定でき、ウィジェットとテンプレート両方に使えます。複数ブログを運営して、姉妹サイトに誘導したい場合にも便利です。
§ 動画、音声などメディアに関する
Viper’s Video Quicktags
YouTubeやGoogle Videoなど、メジャーな動画配信サービスから簡単に埋め込むことができる上、サイズやスキン、表示の仕方などを細かく設定することができます。
YouTubeやFLV支援のプラグインはたくさんありますが、Viperが一番シンプルで、バージョンアップもこまめになされています。WordPress開発にも携わっている作者さんなので、初めての方に特におすすめです。

※ なぜYoutubeのiflame埋め込みタグを挿入してはいけないのか
iflameの挿入によってレイアウトが崩れたり、データを移し替えた時にiflameタグが丸ごと消失したり、上手く機能しないことがあるからです。動画に関してはプラグインを使った方が無難です。
Auto Highslide
画像リンクをHighslideで表示したい場合、おすすめのプラグインです。
有効化するだけでエフェクトが得られます。
エフェクトの速度やレイアウトなどは変更できませんが、「とりあえずHighslide効果がつけばいい」という初心者の方におすすめです。
当サイトのHighslideエフェクトもこのプラグインを使用しています。
(個人的にシャドウボックスとか嫌いなので)
Flickr Gallery
Flickrの画像を記事に埋め込みたい場合、こちらのプラグインが簡単で使い心地がいいです。
画像サイズはオートで大中小と設定することができますし、テキストの回り込みもタグで指定できます。
お気に入りのカテゴリーをギャラリー表示することも可能なので、写真系のサイトには特におすすめです。
Flickr関連もいろいろ探しましたが、記事内の簡単挿入とギャラリー機能をもったプラグインはこれだけでした(2010年現在)。
TABLEタグでまとめています。
<h3> § Flickrより</h3>
<table>
<tr>
<td></td>
<td></td>
</tr>
<tr>
<td></td>
<td></td>
</tr>
</table>
MapPress Easy Google Maps
GoogleMapを簡単に記事に挿入できるプラグイン。
MAPの作成や編集も記事作成画面から簡単に設定できます。
一つの記事に複数のMAPを挿入することも可能。
表示方法やサイズも好みに合わせて細かく設定できるので非常に便利。
作者さんも力を入れてメンテナンスしておられるので、信頼できるプラグインの一つです。
Simple Tweet (Twitter ポスト)
新規記事をアップした時、記事リンクと抜粋を自動的にTwitterに投稿してくれる和製プラグイン。
表示の仕方も細かく設定できるので、とても便利です。
Twitterそのものをお洒落にサイドバーに表示したい場合は、「Twitter Goodies」がおすすめ。
自分の新着記事はもちろん、他のTwitterの発言など、いろいろ組み合わせて表示することができます。
テンプレートの幅やカラーも自在に変えられるので、凝った感じにしたい方はどうぞ。
WordPressの新着記事を自動的にTwitterにポストする機能も持っています。
Send E-mail
コンタクトフォームのプラグインです。
細かな設定はまったく必要なく、ページもしくはシングル記事に【contact-form】というタグを書き込むだけ。
うちもずっと使っていますが、SPAMも無いですし、シンプルに導入したい方におすすめです。
§ アフィエイリトリンク
AmazonLink
AmazonのアフィリエイトリンクをASINコードだけで簡単に埋め込んでくれる和製プラグイン。
表示方法も「画像のみ」「価格表示なし」など細かく設定できます。
データのインポート・エクスポートの際にiflameが消えてしまうこともあるので、Amazonの提供するリンクコードを埋め込むよりはこちらのプラグインを使った方が確実だと思います。
Datafeedr Random Ads V2
バナーやテキストなど、アフィリエイト・コンテンツを自動ローテーション表示してくれるプラグイン。
テンプレート・タグを使って任意の場所に埋め込むことができます。
広告以外でも、画像や動画など、様々なコンテンツに応用できます。
軽くておすすめのプラグインです。
§
By: 阿月まり
Category: WordPressの小技
Tags: WordPress導入編, プラグインあれこれ, 画像・動画・音声
WordPress3.0版より「Network」が追加され、複数ブログの一括管理が可能になっています。
しかしながら、WordPressのネットワーク機能は、「各々に独立した複数ブログの一括管理」というよりは、「親ブログと複数の子ブログからなるブログ・ファミリーの一元管理」という色合いが強く、既に独自ドメインで運営している複数ブログを一つの管理画面に統合する機能は備わっていません。(将来的に可能になるかもしれないが)
「ネットワーク」という呼び名は新しいですが、中身はWordPressMUです。
WP3.0のネットワーク構築には、既に出回っているMUの情報が参考になります。
場合によっては、素直にWordPressを複数インストールする方が便利なこともありますので、よく検討してからネットワーク構築を始めて下さい。
子ブログを作成するにあたり、「サブディレクトリか? サブドメインか?」についてはこちらの記事が参考になります。
サブドメインとサブディレクトリ、SEOに強いのはどっち? (海外SEO情報ブログ)
私個人の感触としては、それぞれに全く異なるテーマを扱うのであれば、「サブディレクトリ」がラクです。
PC情報「http://example.com」 に対し、「http://example.com/サッカー」「http://example.com/園芸」みたいな感じ。
海外サーバーを使っていれば、サブディレクトリに対し、独自ドメインを適用するのも簡単なので、興味があれば試してみてください。
§ WP3.0ネットワーク機能の特徴
先にも述べたように、WordPressのネットワーク機能は、「親ブログ」「複数の子ブログ」からなるブログ・ファミリーを構築するためのものです。
それぞれに独立した複数のWordPressサイトを一元管理するためのツールではありません。
したがいまして、
「htpp://sample.com」「htpp://myblog.net」「htpp://moviefan.co.com」
という、ドメインの異なる3つのブログの管理画面を1つにまとめることは出来ません。
(もちろん、マルチドメインやリダイレクト機能などを使って、見かけ上、分離することはできます)
WordPressのネットワーク機能で出来ることは、次の2つです。
★ htpp://sample.comという親ブログに対し、サブドメインに複数の子ブログを作成する
「htpp://movie.sample.com」「htpp://book.sample.com」
「htpp://travel.sample.com」
★ htpp://sample.comという親ブログに対し、サブディレクトリに複数の子ブログを作成する
「htpp://sample.com/movie/」「htpp://sample.com/book」「htpp://sample.com/travel」
ここではサブディレクトリに子ブログを作成する場合のポイントを紹介しています。
3.0 自体がベータ版なので、ネットワーク機能はこれからどんどん改良が加えられていくと思われますが、現時点で、ネットワーク構築の参考になれば幸いです。
★マルチ化の方法については、Lovelogさんで詳しく紹介されていますので、下記の記事をご参照ください。
WordPress 3.0-beta1をマルチ化する方法
http://lovelog.eternal-tears.com/wordpress/wp-install/wordpress30-multi/
§ ネットワークを活用するための参考記事
[seriesposts]
ネットワーク管理画面の実際
サブディレクトリ下に子ブログを設置すると、「SuperAdmin」の「Sites」に、子ブログの管理画面にアクセスする為の項目が表れます。
「Backend」をクリックすると、子ブログの管理画面に切り替わります。
通常の管理画面とまったく同じで、記事の編集、テーマの選択、プラグイン管理などが行えます。
「編集」では、サイトURLや日付表示、自動アップロード先やイメージのリサイズなど、「オプション」の項目を設定することができます。
また複数の管理人で操作を行う場合、SuperAdminは、アップロードできるファイルのサイズ、編集できるテーマなどを細かく設定することができます。

§ ネットワーク機能の特徴
サブディレクトリを使ってネットワークを構成する場合、考慮すべき点は次の3つです。
(1) 各ブログのデータテーブルは1つのデータベース内に生成される。
たとえば、親ブログのデータテーブルを「wp」というプレフィックスで作成した場合、2つめの子ブログは「wp_2」、3つめの子ブログは「wp_3」という形で同じDB内に自動生成されます。
もし、4つのブログを作成した場合、1つのDBに、40以上のデータテーブルが作成されることになります。
現段階では、各ブログのデータテーブルの置き場を指定することはできません。(プレフィックスも)
つまり、1つのDBをベースに複数のブログが稼動することになるので、DBに問題が起きれば、すべてのブログに影響が出やすくなります。
DBを使い分け、リスクを分散させることができないので、導入にあたってはその点を十分に考慮しなければなりません。
アメリカのフォーラムでは1つのデータベースに3万6千個ものデータテーブルが作成され、「どうしたらいいですか(;
」という嘆きの声が寄せられていました。
もっとも、この問題は、WPMU用のプラグイン、もしくは「MUプレミアム ディベロッパー」で公開されているプラグインを導入することで解決するようです。
しかしながら、後者は有料サービスであり、一般には詳しいインストール手順を参照することができないので、プログラムが理解できなければ導入は非常に難しいと思います。
(2) 子ブログのサブディレクトリはバーチャルである
たとえば、「http://sample.com」に「http://sample.com/movie」という子ブログを作成した場合、「movie」というサブディレクトリはバーチャルであり、「movie」というフォルダが新たに作成されるわけではありません。
public_html直下に「movie」というフォルダを作ってしまうと、リンクエラーを生じます。
(3) WordPress本体ファイルはpublic_html直下に置く必要がある
一般的に、WordPressを設置する場合、public_html下にwordpress専用フォルダを作り、「オプション」並びに index.phpと.htaccessの編集によって、ブログURLを「http://sample.com/wordpress」から「http://sample.com」に設定するケースが大半だと思うのですが、ネットワークを構築する場合、WordPressの本体ファイルはpublic_html直下に展開しなければなりません。
http://sample.com/wordpress/wp-login.php でログインしていたのが、http://sample.com/wp-login.php になるわけです。
public_html下にimageやCGI用のフォルダを作り、様々なファイル管理している場合、WordPressの本体ファイルと入り混じって、操作上のミスが生じる可能性が高くなります。
本体ファイル以外のフォルダやファイルの置き場所を考慮する必要があります。
§ 自動アップロードのフォルダはどうなる?
ネットワーク機能を立ち上げると、wp-content内に「blogs.dir」というディレクトリが自動生成されます。
その直下に、「1」「2」「3」というブログIDのフォルダが作成され、その直下にさらに「files」というフォルダが作成されます。
自動アップロードした画像は、この「files」の中に年月別に振り分けられていきます。
たとえば、http://sanmarie.me/poland/の投稿画面で画像をアップロードした場合、画像ファイルへのリンクは、
http://sanmarie.me/poland/files/2010/04/●●.jpg
となります。
本来なら、wp-content/blog.dir/2/files/・・・・となる部分がバーチャルリンクに置き換えられるわけです。
しかし、このバーチャルリンクは、カスタムフィールドの中では認識されません。
絶対パスで記入する必要があります。
他にもプラグインなどでURLを記入する場合、絶対パスでないと認識しない例もありますので注意が必要です。
§ プラグインはどう動く?
インストールしたプラグインは、ネットワーク下のすべての子ブログで個別に管理することができます。
プラグインの各種設定も、各ブログで設定することができるので、ブログAで設定した内容が、ブログBに影響することはありません。
ただし、Akismetのように機能がシンプルな場合は、「ネットワーク有効化=Network Activate」しても構いませんが、プラグインの中には個別にActivateしないと上手く動作しないものがあるので、何でもかんでもNetwork Activateしないよう注意が必要です。
また、プラグインファイルを編集した場合、その内容はすべてのブログに反映されるので、使い分けたい場合は注意が必要です。
§ テーマ管理はどうなる?
インストールしたテーマは、ネットワーク下のすべての子ブログで利用することができます。
SuperAdminは、子ブログの管理人に対し、どのテーマの編集を許可するか、設定することができます。
ただし、親ブログと子ブログで同じテーマを利用し、それぞれに編集を加える場合、各ブログに対応したテーマ・ファイル(コピー)を用意する必要があります。

§ データのインポート(サイト移転)はどうなる?
これが結構曲者です。
WordPressのインポート機能を使って、WordPress WXR でデータを移した場合、日本語表記のタグとカテゴリーが重複して生成される現象があります。(私の環境だけかもしれませんが)
また、iflameやembed、fontタグなどが自動的に削除されてしまう現象もあります。
これを回避するプラグインもあるのですが(公式サイトで見ました)、データベースにも影響するそうなので、もし、AmazonやYouTubeのタグを投稿内に挿入する場合は、それ専用のプラグインを使った方が賢明だと思います。
インポート機能を使うより、phpMyadminを使った方が無難だと思います。
§ RSSはどうなる?
フィードに関しては、各ブログが個別に生成するので、複数ブログの新着記事が混ざり合うことはありません。
一方、Pingは、別々のサイトとして認識されるので、上手く飛ぶ場合と飛ばない場合があります。
§ パーマリンクはどうなる?
ネットワークを構築すると、wp-contents 内に「blogs」というフォルダが自動生成され、一時的にパーマリンクが /blogs/ という形に書き換えられますが、「Super Admin」→「Sites」の各サイトの「編集」オプション画面で /blogs/を削除し、%postame% などに設定し直せば、blogs抜きでURLを作成することができます。

§ 検索エンジン用のサイトマップはどうなる?
デフォルトの状態では、各々に独立したxmlファイルを作成することはできません。
既存のサイトマップ用のプラグインを改変して、力業で認識させる方法はありますので、ご参考までに。
WordPressネットワークでGoogle Sitemapを複数サイトから作成する
§ ブログ同士の連携はどうなる?
少しずつですが、ネットワーク機能を対象とした新しいプラグインが開発されています。
各ブログに共通のタグを表出したり、他ブログの新着記事を表示したり、複数ブログにマルチポストを投稿したり、様々な応用が図られています。
MU用のプラグインも使えますので、ぜひこちらをチェックしてください。
WPMU用のプラグイン置き場
http://wordpress.org/extend/plugins/tags/wpmu
子ブログの新着記事を親ブログに表示させるプラグイン。
データベースから読み込むので、フィードよりはるかに負荷が小さいです。
日本製なので、解説も分かりやすいです。
jopGlobalBlogArchive(WordPress MU Plugin)
複数ブログにまたがって新着記事などを表出するプラグイン。ウィジェットのみ対応です。
Blog Topics For WPMU
キャッシュを生成してコンテンツを静的に見せるプラグイン。
有名なWP Super Cacheはネットワーク(MU)への導入が難しいみたいですが、こちらはmu-pluginsフォルダにPHPファイルを一点アップロードするだけで簡単にインストールできます。
サイトの負荷を抑えるのに重宝します。
参照記事はWordPress 負荷を抑えて表示を速くする
Quick Cache ( A WP Super Cache Alternative )
§ タグやカテゴリースラッグが変更できない
ネットワークにすると、タグやカテゴリースラッグが管理画面から編集できない不具合が生じます。
デフォルトは日本語のスラッグになります。例)/category/映画/
現段階では、phpMyadminを使ってwp_termを直接編集するしかありません。
この点が改善されれば、ずいぶんラクになるのですが・・。
§ ネットワーク構築のメリット・デメリット
ネットワークを構築するにあたって、まず最初に考慮しなければならないことは、「サブドメイン」か「サブディレクトリ」かという点です。
よく「サブドメインとサブディレクトリではどちらがSEOに強いですか」という質問がありますが、これは専門家でも断言できないテーマであり、トラフィック量やコンテンツの内容によって結果も大きく異なります。
ネットワークにおいては、サブドメインかサブディレクトリかを慎重に選ぶことが大きな鍵かもしれません。
複数ユーザーで一つのネットワークを共有するならともかく、個人で使用する場合のメリットは、「アップデートやインストールの手間が一度で済む」ぐらいで、アクセスアップやサイト構築に大きな効果があるわけではないです。
むしろ、「データベースの管理が大変」「プラグインが動かなくなる」といったデメリットも多く、素直に複数のWordPressをインストールした方が利口かもしれません。
ただ、ネットワーク機能は始まったばかりですし、これに対応した新しいプラグインも少しずつ出始めています。
ブログ間の連携をとりたい場合、一つのデータベースを共有して、データのやり取りができるのはやはり大きな強みですし、今までやれなかったこと──たとえば、姉妹サイトに共通の関連記事を表示したり、タグを挿入したり──ということも、将来的には可能になるかもしれませんので、その点では楽しみな機能ではあります。
まとめれば、ブログ同士の連携を図りたい場合、ネットワーク機能は大きなポテンシャルをもち、使いようによってはユニークなメガサイトが構築できますが、そこまで連携を重視しない場合、ネットワーク機能はかえって足を引っ張ることになる、と言えるかもしれません。
今後の発展に期待したいところです。
By: 阿月まり
Category: 初心者向け WordPress講座
Tags: WordPress導入編, ネットワーク機能