2012年1月
データの移行に伴い、phpコードの文字化けが発生している箇所があります。
&lti や > のような文字化けが出ているコードはコピーしないでください。
現在、手直し中です。すみません。

WP3.0 ネットワークの面白さ

もうそろそろ正式版がリリースされると思うのですが、WP3.0から標準装備になったネットワーク機能。

どんなメリットがあるのか、興味のある方も多いだろうと思います。

正直、ユーザーをどんどん増やして、組織的に運営するのでないなら、個人がネットワーク機能を取り入れるメリットはほとんどないです。

あえて言うなら、本体ファイルやプラグインのアップデートが1回で済む、ということぐらいでしょうか。

管理画面をいくつも抱えて、負担に感じる人には、気分的に非常にラクになると思います。

それよりもデメリットの方が多いかもしれない。

たとえば、今まで使っていたプラグインが動作しなくなるとか、子ブログのping送信が反映されないことがあるとか。

サブディレクトリの場合、一つのデータベースにぼこぼこデータテーブルが自動生成されるのも、あまり気分の良い話ではないし、これをシェアするプラグインは今のところ有料版しかなくて、それも各ブログにおいて個別のDBを利用するという類のものではない事など、何かと面倒は多いです。

ネットワークにしたからといって、アクセスがグンとUPするわけでもないし、サイトの見映えがよくなるわけでもないので、
複数ブログを運営したければ、個別にWordPressをインストールする従来の方式が一番安全なのかもしれません。

かといって、ネットワーク機能がまったく使えない、という訳ではありません。

まず第一に、『コンテンツの細分化および集約』という点で、気軽にミニブログが作成できるのは結構ありがたいものです。

おそらく、サイトを立ち上げる時、「コンテンツは多いほどいい」と考え、いろんな話題についてバリバリ書きまくって、「ああカテゴリーが増えた」と喜んでしまう人も少なくないのではないかと思います。

でも、人間の心理からいって、よほどその管理人さんにLOVEでもない限り(この人の書くものなら、昼に何を食べたという話でも知りたいほどの憧れ)、あれもこれも見てもらうのは非常に難しいでしょう。

むしろ、『WordPressカスタマイズ日記』と銘打ってあるのに、野球ネタや釣りの話が漠然と混在する状態は、かえってどうでもいい話題に集客してしまう恐れもあり、やはり利口なやり方ではないな、と思います。

私は一度、カテゴリーに特化してテーマ・テンプレートを個別に作成し、blog in blog を作成したことがあるのですが、そのカテゴリーの中だけでPV数が上がり、カテゴリーに特化したリピーターが付いた、というのは、けっこうな発見でした。

やはり野球なら野球、映画なら映画に絞り込むのが得策で、いろんなものが混在した「HANAKOの日記」的なサイトは、管理人によっぽど魅力がない限り、あれもこれも読みたい、という気にはならないものだと思います。

だから、ある程度コンテンツが多様化してきたら、思いきって縦割り行政を行い、ミニブログとしてまとめてしまうのは賢明な方法だと思います。

その際、サブディレクトリとして運営するのか、サブドメインの方が有利なのか、これもいろんな考え方があって、今のところ、「これが絶対的に正しい」という意見は国内外ともに確定していません。

しかし、個人が縦割り行政を実施するにあたっては、サブディレクトリが案外使えるものです。

週に1度しか更新しないドメインを5つ持っているのと、週に5度更新する一つのドメインを大きく育てるのとでは、やはり勢いが違ってくるからです。

もちろん、IPを分散させて、被リンクを稼いで・・という目論見もありますが、同じファミリーブログから数千の被リンクを稼いだところで、1000個の様々なサイトから1つずつリンクをもらう(それも人気サイトから)には勝てない訳で、個人の名前だけで勝負するならば、自分の看板としてのドメインを徹底的に育てる、というのが、結局、一番強いのではないでしょうか。

誰もが名前を知ってるブロガーや、組織的にアフィリエイトやEコマースをやっているようなサイトなら別ですが。

その点で、思い立った時に縦割り行政が出来て、しかも管理が一箇所で済む、というのは、なかなか楽しいものです。

今のところ、横の連携がイマイチで(たとえばファミリーブログ全体の新着記事や関連記事を表示したり、ブログ間をクロスするようなポストを作成したり)、BlogrollやFeedで代用したり、MU用のプラグインを無理矢理ねじ込むようなやり方しかありませんが、いずれ、ネットワークに特化した新しいタイプのプラグインも登場するでしょうし、今の時点だけ見て「使えない」と判断するのは早すぎると思います。

もし、この点が大きく改良されて、たとえばブログ間に共通するタグを設置したり、全体の関連記事を自動生成したり、個々のブログの更新状況が一目で分かるような機能を備えるようになれば、「ネットワークを利用した複数ブログ」の価値が一気に向上すると思うんですね。

そういう訳で、ムダに大きくなったサイトを縦割りし、より回転率を高めたり、ちょっとしたアイデアをミニブログにまとめたり、いろいろ応用はあると思います。

その時、いちいち本体ファイルをインストールしなくても、クリック一つで新しいブログが簡単に作成できて、プラグインも一度のインストールで済んで、個別に細かく設定したりできるのは、ネットワーク機能の大きなメリットです。

管理を簡素化すれば、余計なことに手を取られず、アイデアをさっと形にすることが可能なので、「フットワークが軽くなる」というのがネットワーク機能の一番の魅力かもしれませんね。

☆追記

ファミリーブログの新着記事などをサイドバーに表示したい場合は、こちらのプラグインが利用できます。

WPMU Featured Blog Widget  http://wordpress.org/extend/plugins/wpmu-featured-blog-widget/

ただし、このプラグインはウィジェット限定なので、テンプレート内の好きな場所に表示する、という機能はありません。

☆付け足し

一番大変なデータベースのバックアップに関しては、こちらをご参照ください。
WP3.0 ネットワークでのデータベース保存術

この点がクリアできれば、すっごく嬉しいんですけどね^_^;

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